real44

 

倖か?不倖か?

『リアル完全なる首長竜の日〜』
黒沢清監督(2013年 日本)

随分更新できなかった(>_<)『ジャンゴ』(おもろい!色玉オレンジ)とか、『十二生肖(邦題:ライジング・ドラゴン)』(本当に最後?ラストの語りにホロリ。色玉黄色)とか、『ホーリー・モーターズ』(ドニ・ラヴァンの芸達者を堪能♪おもろい!色玉赤)とか、『賽德克·巴萊(セデック・バレ)』(壮絶!美麗!必見!色玉オレンジ)とか、『鐡三角(邦題:強奪のトライアングル)』(香港活劇三大監督が30分ずつのリレー映画!抱腹絶倒!?溺愛!色玉赤)とか、『一代宗師(邦題:グランド・マスター)』(吃驚&納得。美し過ぎる武侠映画。蒼い炎の葉問。色玉赤)とかを更新する用意はしていたんだけど、遂に書く時間がなく断念。とり急ぎ、気持ちを初夏に戻して『首長竜』(以下、この表記で)を書いてみる。
《ここまでは、2013年11月7日に記す。》

原作の小説『完全なる首長竜の日』を読んでいる。原作が小説でそれを読んでしまっている作品を映画化したものは、読んだ時にイメージが完璧に出来上がっているので、まず見ない。好きな作品ほど見られない。(『ターン』やら、『暗いところで待ち合わせ』やら、いろいろ沢山。)余っっっ程のことがない限りは。
で、余っ程のことは「黒沢清」監督。でなきゃ見なかった。見ないで済んだのに・・・
まず、主要人物の設定が変えてあるのが耐え難い。原作者も黒清(クロキヨ)のファンらしく、なにかのインタヴュー記事で「いい」と云ってたから私がどうこう云うのも何だが。結局、映画は黒清の映画以外の何物でもないものに仕上がっていたけれど、(それはそれでいいのだ。実際、原作を読んでない夫は『首長竜』も気に入っていたから。)原作の方がずっと面白いから物足りない想いがした・・・残念だわ。
ただ、主人公(漫画家)の部屋と南国の田舎の家が原作通りだったので驚いた!(原作に忠実と云うコトか?私のイメージと偶々シンクロしたのか?)センシングとフィロソフィカル・ゾンビ(これは黒清の守備範囲♪)の表現もがんばってた。ま、原作を読んでても見どころはありましたよ。でも、こんなことは金輪際ありませんように・・・

[2013.6.12 TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて]

2014年8月31日 記