疑わしいことは、とことん疑えばいい
『依頼人』
ソン・ヨンソン監督(2011年韓国)

結婚記念日らしい。花束と贈り物を用意して急いで帰宅したら、どうも不穏な様子。玄関のドアが開け放たれていた自宅には、お祝いの料理が用意されているが妻の姿が見当たらない。奥の寝室を覗くとベッドにこの血を流した者はきっともう生きてはいないと想われる夥しい量の血痕が…そこで、帰宅した夫は妻を殺害した容疑で捕まってしまう。ええっ!?夫を演じるのはチャン・ヒョク。彼を目当てに見に来ていたものだから、のっけから困惑&狼狽。どうなる のーっ?彼に依頼された腕利き弁護士は彼の無実を証明する為に奔走するのだが…。

と云うわけで、そんな物語だから多くは語れない。容疑者をどうしても真犯人に仕立てたい検事と弁護士との対立、そして真実は?最後まで全然気が抜けないサスペンスドラマだけど、各々のキャラクター設定や韓ドラでお馴染みの愉快な脇役も登場して、常にどこかに【ほっこり感】があって助かる。そうでなけりゃ、明かされた真実に耐えられない!?
さて、是非是非この絶妙の緩急バランスを体験してみてください。そして、きっと知りたくなった(でしょう?)真実を見届けてくださいね。
いやー、こんなチャン・ヒョクは初めて!多忙中だったけど、強引に見に行ってよかった***

[2012.7.27 シネマート新宿にて]

2012年7月29日 記