総てはここから始まってしまった!
『酔拳』(邦題:ドランクモンキー・酔拳)
袁和平(ユェン・ウーピン)監督(1978年香港)

李小龍(ブルース・リー)には目もくれなかったのに、日本公開時(1979年)のポスターがモンキー・パンチ先生の絵だったので気にしていて、翌々年テレビで放映された折に何気な~く見たら、成龍(ジャッキー・チェン)に身も心も鷲掴みにされてしまうやいなや、通学途中下車して成龍の3本立て(『酔 拳』、『蛇拳』、『拳精』、『少林寺木人拳』、『笑拳』から3本を連日上映)を繰り返し見て、何か変だなぁ?と想いつつもテレビで中国語(は北京語を。 香港映画は広東語だと云うコトに17歳の私は気付いてなかった)を学び、成龍がいつ死んでも(常に心配)香港に駆けつけられるようにとバイトを始めまし た。近所に道場も、暇も、お金もなかったから、功夫を習えなかったことは悔やまれましたが、生活が一変してしまうほどの映画に何気なく出会ってしまうことがあるから恐ろしい。

以来、成龍は早々に「世界の成龍」にはなったけど、香港アクション映画の日本での扱いは未だにマイナーなままで残念。でも、「何がいいの?」と問わ れても、「“映画館で”見てもらわないと判り辛いんだけど、万事解決した後の爽快感が堪らなく心地よい!」としか云えなくて。他国のアクション映画では得られない安堵と空気が***

2010年3月30日 記