かなしみは大爆笑で乗り越えよう!
『毎日かあさん』
小林聖太郎監督(2011年日本)

夫婦って、いろいろよね。小泉さんも永瀬も大好きな私はふたりが結婚したときは他人事乍らとてもうれしかった。そして、離婚したときは事情は知らないけど「永瀬のボケっ!」と想った。そんなふたりが夫婦役で主演する映画なんて、実在する主人公が有名過ぎてエピソード(映画の内容)を殆ど知っていても、見にゆくしかあるまい…。

小泉さんは『グーグーだって猫である』に続いてまたしても実在する漫画家で、お酒を飲めない永瀬はアル中の元戦場カメラマンに。そこに子供がふたり(兄妹)とおばあちゃん。顔ぶれだけで「複雑そう」な一家の顛末が綴られてゆく。
原作者に興味がなくて別に知りたくもなかったのだけれど、映画になると余計に泣けてしまうエピソードでした。最後に流れる木村さん(憂歌団)の歌も、永瀬が撮った写真もすこぶる好い***でも、物語の最後の一コマが生みたくても生めない者には辛かったので「激ウマ!」止まりにしておきます。そのくらいの意地悪は許してお くれ(;_;)

原作の西原さんとは同い年で同業ゆえに、真逆(無名、貧乏、子供なし)の私は要らぬ引け目を感じてしまうけれど、落語家に恋して追っかけをしていても、死んだ元カレを想って未だに泣き続けていても、部屋が片付けられなくても見捨てないで、私が仕事で忙しいときはご飯も作ってくれる夫がいてくれるから頗る有難い。なんて、感謝の気持ちにさせてくれる大事なものが詰まっています***

[2011.2.16 TOHOシネマズ市川コルトンプラザにて]

2011年2月17日 記