この映画に出られた役者は皆んなラッキー♪だと想った
『十三人の刺客』
三池崇史監督(2010年日本)

噂に違わぬ面白い映画だった。
人など斬ったことがない武士が多数派の天下泰平だった(らしい)江戸時代末期が舞台とされている物語。1963年に公開された同タイトル作品のリメイクだ そうだが、またしてもそっちを見ていない。でも、豪華キャストであるコトと内容は同じのようだ。調べていたら、元の映画も見たくなった♪

そもそもは退屈なのがいけない。暇だと人間は碌なことを考えないものだ。退屈にとり憑かれ極悪非道を極めた殿様を抹殺することになり、集まった十三人の強者ども。殺すことになったのに、長年培った上下関係は消せず、敬語を使いつつ、刀を向けると云う可笑しみと哀しみ。細かい見どころも満載です。

そして、三池監督。毎度お馴染みの豪華キャスト&大御所監督の時代劇とはちょいと違うからね。『ぼっけえ、きょうてえ』な恐怖アリ、『ゼブラーマ ン』なおとぼけアリ、『殺し屋1』な痛みアリ…これ一本であれもこれも楽しめるお得な映画ですよ。そうそう、久しぶりに遠山金四郎の太刀さばきも拝めます よ♪ そんな主役級の大御所俳優方も誰ひとり出張ることなく的確に然り気なく配役されているのも見ものです。とんでもなく贅沢な映画なのかも知れません。あ、 蛇足ですが、刀フェチには堪りませんからっっ!!(あぁっ♪)

[2010.9.30 TOHOシネマズ市川コルトンプラザ にて]

2010年10月1日 記