私の記憶か、私が見た映画の記憶か?
『EUREKA(ユリイカ)』
青山真治監督(2000年日本)

先だって、映画(二本立て)を見に行ったら、この映画の予告が入っていて…公開当時に1度きり見ただけなのに何も忘れてないことに驚くと同時に、この映画は見たんじゃなくて体験したんだった!と、予告の数カットを見ただけですっかり思い出してしまった。別にとりわけ私の記憶力が特別いいと云うわけ ではないし、この映画を見た年は自己最高(なのでたいしたことないけど)の92本を見に行っていて、今ざっとタイトルだけ眺めても「何だっけ?何にも思い出せない…」と云う映画(は、やはり“私が勝手につけている評価”が低いです)も何本かあったりもしますが、昨日我が身に起こったことのように思い出せるなんて…。きっと、そんな映画なんでしょう。相当の世界的な評価も受けているし。

個人的にも初めて青山真治を認めた(?)記念すべき作品だし。(「ユリイカ」以前は…作品自体は嫌じゃないけど、音楽がどうしても耐えがたくて受け付けられなかったので)以来、彼の映画は楽しみのひとつになっているし***

でも、この映画、当時の私のランキング(邦画の部)では、1位『DISTANCE』(存在が奇跡!)、2位『殺し屋1』(むき出しの力技!)の次だった。予告見てたときはこれが1位だったよな~と想ってたんだけど…邦画が異常に充実していた年だったんだねぇ***

[2001.1.30 テアトル新宿にて]